妊娠のご状況やお住まいの地域により、制度等が大きく異なりますので、
本記事はご参考程度にご覧いただけたらと思います^^
妊娠検査
まずは妊娠検査薬をカナダのドラッグストア『Shoppers』で購入。
私はこちらの妊娠検査薬を購入しました^^
妊娠検査薬を使用し、妊娠と判明!
その翌日、より確実な結果を知るためWalk in Clinicに行き、尿検査を行いました。
結果はその場で教えてくれて、安心したのを覚えています。
妊娠期間の呼び方
カナダではこちらのように、Trimesterと呼びます。
日本 | カナダ |
妊娠初期 | 1st Trimester |
妊娠中期 | 2nd Trimester |
妊娠後期 | 3rd Trimester |
また、妊娠周期の数え方は日本とカナダで異なります。
日本の参考書やアプリ等をご使用されている場合は、違いがあることをおくと便利ですね^^
妊娠初期から出産まで
1st Trimester(妊娠初期)
妊娠発覚翌日にまず、Midwifeサービスを申し込みしました。
(Midwifeサービスについては本記事の下部にまとめています^^)
MidwifeサービスはWaiting Listがあるほど人気のサービスのため、
折り返しの連絡があるまで時間がかかることを見込み、Family Doctorとのアポイントメントを入れました。
Family Doctorとのアポイントメントでは、今後の大まかな流れ等を確認しました。
その後、1st Trimesterではこちらのようなアポイントメントや検査を行いました。
- ウルトラサウンド
(日本では妊娠6週頃に初診があると思いますが、カナダでは12週頃が一般的とのこと。
私は不安だったので、12週より少し前にウルトラサウンドを受けました。) - eFTS検査
- NIPT検査
- Midwifeとの初回電話アポイントメント
2nd Trimester(妊娠中期)
- Midwifeとの定期アポイントメント(2回)
- 定期ウルトラサウンド(1回)
- その他ウルトラサウンド、血液検査等数回
私たちが利用したウルトラサウンドのセンターでは、受付窓口で写真をUSB販売していましたよ^^
3rd Trimester(妊娠後期)
- Midwifeとの定期アポイントメント(3回)
- 定期ウルトラサウンド(1回)
- その他ウルトラサウンド、血液検査等数回
バースプランについて
バースプランの提出についてはお世話になる病院によると思いますが、私はバースプランの備考欄に、「英語でのコミュニケーションがネイティブではないので、簡単な英語を使ってコミュニケーションをとりたいこと」を書き添えました。
また事前に出産時に使用する専門的な英単語を勉強していったことも役立ちました^^
出産
出産の流れ
8:00 | 破水からスタート&Midwifeに連絡電話 |
---|---|
9:45 | 入院荷物を持ってMidwifeのオフィスへ移動(オフィスでは破水かどうかの検査や心拍と胎動をチェックしました。) |
11:45 | 病院へ到着&そのまま入院(私たちの場合は、Midwifeの研修生も、病院へ同行してくれました。) |
15:00 | 誘発剤スタート |
翌日7:00頃 | 出産^^ (出産現場では、10名近くの医療関係者に手厚くサポートいただき、無事に出産をすることができました。) |
入院時
緊急連絡先&窓口について
いよいよ破水や陣痛があった時、どこに連絡すれば良いのか、どこに向かえば良いのか、事前に担当医に確認しておくと安心ですね!(私たちの場合は、Midwifeから出産や入院に関する資料を事前にもらっており、冷蔵庫に貼っておきました^^また、事前に病院の出産専用入口も旦那さんと一緒に下見をして不安を解消しておきました。)
入院グッツの準備について
私は予定日の1ヶ月前から入院バックを準備していたので、予定日より早い出産でしたが、破水があった時に落ち着いて対応できました。直前に入れるものは、入院バックに付箋でメモをしておくと忘れ物なしでおすすめです^^
おにぎりの準備🍙
海外出産に詳しい日本の助産師さんからのおすすめで、自分と旦那さんの分のおにぎりを入院バックに入れて持っていきました!!
※予定日1ヶ月前には握って冷凍庫に入れていたので、突然の破水にもしっかり間に合いました!(準備が早い!笑)
カナダの病院食や併設されているカフェには和食がないですよね。おにぎりの落ち着く味で産前産後で緊張している心をホッとさせることができるので、とってもおすすめです!
- 病院食のメニュー
Breakfast
・Fruit Salad
・Cheerios
・Milk
・Greek Yogurt
・Decafe Coffee
Lunch
・Broccoli Soup
・Cheese Omelet
・Hashbrowns
・Pears
・Tea
Dinner
・Chicken Noodle Soup
・Turkey Sandwich
・Mandarin Oranges
・Tea
部屋の選択
私たちの場合は、Private Room 、Semi Private Room、Ward Roomの選択肢があり、Private Roomを事前に希望しました。(産前に病院に提出する書類の一つに部屋についての書類がありました。)
Private Roomには旦那さんが寝泊まりできるソファベットがあったのも、とても良かったです!病院へ出発から出産、そして産後はなかなか寝られない状況が続きます。(私たちも合計30時間以上は睡眠時間を取れていなかったです。)そんな中、他の方に気を使わずに過ごせるプライベートな空間があり、また旦那さんも横になれる環境があったことがGOODでした^^パートナーが一緒に滞在する予定の方は、お部屋にソファベットがあるか、事前にチェックできると良いですね!
退院時
産後の入院期間
日本での産後入院期間は大体5日程と聞きますが、カナダの場合、噂どうり1日で退院の指示が出ました!!(笑)産後の痛みでまだ歩けない程なので、帰りの車まで車椅子で移動しました。(日本もこのような感じなんですかね?笑)
Midwifeのお話によると、皆さん産後は早くお家に帰りたがるそうです。
また私たちの場合は、担当ナースにお願いをして、追加でもう一泊させていただきました。状況に応じて、リクエストしてみるのも良いと思います!
チャイルドシートの準備について
退院後お家まで帰る車には、チャイルドシートの設置が必須です。予定日外での入院にも対応できるよう、設置方法はあらかじめ確認しておくことをおすすめします!
Midwifeサービスの登録について
私の住んでいる地域では、妊娠発覚後のサポートはFamily DoctorかMidwifeのいずれかの選択となりますが、カナディアンの先輩ママさんより、Midwifeサービスの利用を勧められていたので、私たちもMidwifeサービスを利用しました。
結果は大正解!!海外出産で不安がある中、Midwifeサービスを利用できて本当に良かったです^^
Midwifeサービスを利用して良かったこと
- 手厚く親身なサポートを受けられたこと
定期的なMidwifeとのアポイントメントでは、毎回私たちがノートにびっしり書いて準備していた質問項目を全て丁寧に、そして親身に回答してくれました。
それにより、不安が多い海外妊娠、出産ですが、わからないことによる不安は全くありませんでした。また、産後も6週間までサポートがあり、その間Midwifeが何度も自宅訪問をしてくれて、子供の確認や私の産後ケアをしてくださいました。 - 出産時に立ち会ってくれたこと
立ち合いについては出産方法にもよると思いますが、妊娠期間から定期的に会い打ち解けているMidwifeが出産にも立ち会ってくれたので、安心して出産に挑むことができました。
もちろんFamilyDoctorをご利用されている方もたくさんいらっしゃいます^^
もしMidwifeサービスにご興味がある方は、お住まいの地域の先輩ママさんやFaimly Doctorにぜひ聞いてみてくださいね!
Ontario Healthy Babies Healthy Children programについて
Midwifeから紹介され、Midwifeサポート終了後、私たちは上記プログラムに参加しました。
こちらのプログラムに参加後、担当ナースが定期的に自宅訪問をしてくれて、子供の成長の様子の確認や、お部屋の確認、私の産後ケアをしてくださいました。
また、参加中は担当ナースといつでも連絡が取れる状況でしたので、産後不安が多い中、すぐに頼れるナースと繋がれていることがとても心強かったです。
こちらにprogramのURLを記載しますね^^
https://www.ontario.ca/page/healthy-babies-healthy-children-program
皆様のご無事のご出産を心から願っています。